免疫力向上効果のあるカテキンを豊富に含む緑茶を飲んで、
健康なカラダを手に入れましょう!
栄養成分たっぷり
緑茶は理想の健康食品
かつて日本に飲茶文化を広めた禅僧・栄西が書き記した『喫茶養生記』に、「茶は養生の仙薬なり」という言葉があります。
お茶は、古くから“健康長寿を保つための薬”として愛飲されていたのです。
その秘密は、緑茶に含まれる豊富な健康成分にあります。
健康な身体を作る、
お茶の5つの成分と効果・効能
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茶カテキンの
抗菌と抗ウイルスパワー
お茶に含まれる成分のなかでも、かねてから脳卒中や動脈硬化のリスク低減や認知症予防など、さまざまな効果を認められてきたのが、カテキンです。
緑茶に含まれるカテキンには、以下の4つの種類があります。
緑茶に含まれる“闘う”カテキン
エピガロカテキンガレート
EGCG
エピガロカテキン
EGC
エピカテキンガレート
ECG
エピカテキン
EC
エピガロカテキンガレートには、インフルエンザの原因となるウイルスや小児の風邪の原因となるウイルスに作用し、感染を防ぐ働きがあることが明らかになっています。
茶カテキンの
抗インフルエンザウイルス作用
- 感染力ありウイルスの突起が
細胞にくっつき
感染を引き起こします
エピガロ
カテキンガレートが
ウイルスに作用すると
- 感染力低減ウイルスの突起に
エピガロカテキンガレートが
不着し感染力を低減します
参考:公益財団法人 静岡県茶業会議所「知らなきゃソンするお茶のこと 10のひみつ」
(https://shizuoka-cha.com/files/9114/4178/2051/10secrets_of_green_tea.pdf)
最強カテキン
エピガロカテキンガレート
緑茶習慣で健康なカラダづくりを
上記の4つのカテキンのなかでも、最も高い抗酸化・抗菌・抗ウイルス作用を持っているのが、このエピガロカテキンガレートです。 カテキンは紅茶や烏龍茶にも含まれていますが、このエピガロカテキンガレートは緑茶にのみ含まれている特有の成分であることがわかっています。 緑茶の健康パワーも味方につけて、無理なく、おいしく、健康なカラダをつくっていきませんか?
渋みや苦みが少なく、マイルドな味わいが特徴の深蒸し茶ですが、
じつは煎茶よりも多くの栄養成分が含まれていることが証明されています。
その秘密は、ずばり深蒸し茶ならではの製法にあります。
深蒸し茶は、茶葉を長時間掛けてじっくり蒸しあげるため、
通常の煎茶よりも細かく、粉っぽい仕上がりになります。
茶葉の組織が細かく破壊されることで、茶殻に残っている成分までしっかりと抽出され、
お茶の豊富な栄養を余すところなく取り入れることができるのです。
この深蒸し茶と健康の関係性は、以前NHKのテレビ番組「ためしてガッテン!」でも取り上げられ、話題になりました。
実際に、厚生労働省が公表した調査結果によると、静岡県でも有数の深蒸し茶の産地である掛川市は、「人口10万人以上の市区におけるガン死亡率」が男女ともに最も低い街であるという結果が示されています。
※標準化死亡比とは基準となる死亡率を対象地域にあてはめた場合に想定される死亡者数を算出し、実際の死亡者数と比較することで、他の地域と比較ができるようにした値のこと。
国の平均が100なのに対して、掛川市は男性77.3、女性79.0と低い値が算出されている。
ガン標準化死亡率比(人口10万人以上の市区)
順位 | 地域 | 比率 |
1 | 静岡県掛川市 | 77.3 |
2 | 東京都杉並区 | 77.8 |
3 | 長野県飯田市 | 79.2 |
4 | 長野県松本市 | 82.3 |
5 | 静岡県藤枝市 | 82.4 |
6 | 沖縄県添浦市 | 83.5 |
7 | 静岡県磐田市 | 85.1 |
8 | 静岡県浜松市 | 85.1 |
9 | 東京都目黒区 | 86.4 |
10 | 千葉県我孫子市 | 86.5 |
順位 | 地域 | 比率 |
1 | 静岡県掛川市 | 79.0 |
2 | 岩手県花巻市 | 81.3 |
3 | 長野県飯田市 | 83.9 |
4 | 静岡県磐田市 | 85.6 |
5 | 静岡県浜松市 | 85.6 |
6 | 滋賀県東近江市 | 86.5 |
7 | 愛媛県西条市 | 86.9 |
8 | 広島県廿日市市 | 88.0 |
9 | 香川県丸亀市 | 88.3 |
10 | 山口県山口市 | 88.5 |
出典:厚生労働省 H20-24人口動態保健所・市区町村別統計 第5表
掛川市役所「掛川市が男女ともに最もガン死亡率が低いという結果が示されました」
(https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kakegawatya/kenko/cancer.html)
掛川市や磐田市のほかにも静岡県の茶産地が、
複数ランクイン!!
日本茶インストラクター まさと
お茶に含まれるカテキンのなかには、エピガロカテキンガレートと並んでもうひとつ、
「エピガロカテキン」があります。
エピガロカテキンは、粘膜の免疫を活性化することで、病原体の進入を防いでくれます。
しかしながら、このエピガロカテキンとエピガロカテキンガレートという2つの成分は、
それぞれ効果を発揮する条件が異なります。
エピガロカテキンと
エピガロカテキンガレートは、
お茶を淹れる時の水温の違いで、
含まれる割合が変わります。
エピガロカテキン
エピガロカテキンガレート
その他のカテキン
その他
※40℃以下の冷茶の抽出時間は1時間、50℃以上の温かいお茶は2分間の抽出を想定しています。
※(独)農研機構 野菜茶業研究所 主任研究員 物部 真奈美作成のデータに基づき作成
参考:公益財団法人 静岡県茶業会議所「知らなきゃソンするお茶のこと 10のひみつ」
(https://shizuoka-cha.com/files/9114/4178/2051/10secrets_of_green_tea.pdf)
低温で抽出する水出し冷茶は、通常の煎茶よりもカフェインやカテキンが抑えられるので、お茶の渋みが苦手なお子さんや、妊婦さんにも気軽に飲んでいただくことができます。
効果に合わせて入れ方を工夫して、自己免疫力を高めましょう。
日本茶インストラクター さやか